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トッティ氏、バルサに大逆転のローマに感激「敗者と決めつけられていた。鳥肌立った」

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奇跡の大逆転勝利をスタンドから見守ったフランチェスコ・トッティ

 ローマで幹部を務めるフランチェスコ・トッティ氏が14日、イタリアメディア『メディアセット』のテレビ番組『アミーチ』に出演し、チャンピオンズリーグ(CL)でのローマの快進撃について語った。

 ローマは10日、CL準々決勝セカンドレグで、ホームにバルセロナを迎えた。ファーストレグを1-4で落とし、逆転突破には最低でも3ゴールが必要な状況だったが、6分のFWエディン・ジェコの先制点を皮切りに、3-0で完勝。2試合合計スコアは4-4となったが、アウェーゴール差により、1983-84シーズン以来34年ぶりのベスト4進出を決めた。

 スタンドから友人であるエウゼビオ・ディ・フランチェスコ監督や後輩の活躍を見守ったトッティ氏は、奇跡の大逆転を振り返った。

「セカンドレグは、ほぼ無駄な試合と見られていたし、誰もが僕らを“敗者”だと決めつけていた。抽選の後、スペインでは“ボンボン(チョコレート)”だと言われていた。ファーストレグは90%、想像していた通りになった。3-0の試合を見直してみると、鳥肌が立つよ。選手たちの手柄だ。忘れられない試合になった」

 準決勝に駒を進めたローマは、リバプールとの2連戦(4月24日、5月2日)に挑む。34年前の1984年、ローマはCL決勝でPK戦の末、リバプールに敗れており、リベンジのチャンスになる。

「だからサッカーは素晴らしい。1984年に決勝で敗れてしまったが、再びチャンスを与えてくれた。僕は当時7歳で、自宅のソファで観戦したよ」

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