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前半終了したはずが…ブンデスで前代未聞の珍事、ビデオ判定により選手呼び戻して試合再開

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マインツが残留圏内の15位に浮上

 16日に開催されたブンデスリーガ第30節、マインツフライブルクの一戦で珍事が発生した。

 ブンデスリーガはすでにバイエルンの優勝が決まったが、熾烈な残留争いはまだまだ終わっていない。この日、残留を目指すマインツとフライブルクが直接対決。均衡した状況が続く中、“前代未聞の事件”はハーフタイムに発生した。

 前半終了間際にPA右に進入したマインツDFダニエル・ブロシンスキがクロスを上げると、フライブルクのDFクリスティアン・ギュンターの左手にヒット。しかし、そのままプレーが続行され、ウィンクマン主審は前半終了のホイッスルを吹いた。ところが、ハーフタイム中のビデオ判定によりマインツにPKを与えると判断。ロッカールームに引き上げていた両チームの選手をピッチへ呼び戻し、PKを行うよう指示したのだ。

 このPKをFWパブロ・デ・ブラシスが冷静に決め、マインツが先制。ブンデスリーガ公式サイトによると、得点時間は前半アディショナルタイム7分となっている。なお、試合は後半33分にデ・ブラシスが追加点を挙げ、マインツが2-0で勝利。7試合ぶりの白星で残留圏内の15位に浮上している。

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