beacon

17歳デビュー&16歳ベンチ入りの札幌が宮吉弾で逆転勝利! 磐田はルーキー中野のプロ初得点も実らず

このエントリーをはてなブックマークに追加
[4.18 ルヴァン杯GL第4節 磐田2-3札幌 ヤマハ]

 北海道コンサドーレ札幌が敵地でジュビロ磐田と対戦し、3-2で逆転勝利を飾った。開幕3連敗の札幌は今大会初白星を挙げたが、順位は最下位で変わらず。敗れた磐田は2勝2敗で首位タイから3位に後退した。

 互いに直近のリーグ戦から大幅に先発メンバーを変更。磐田は15日のJ1第8節・鳥栖戦(1-0)から11人全員、札幌は14日のJ1第8節・柏戦(2-1)から10人を入れ替えた。U-21選手枠では磐田がMF伊藤洋輝(18)、札幌がDF濱大耀(19)をスタメン起用。また、札幌は2種登録のMF本間洋平(16)が公式戦で初のベンチ入りを果たした。

 先にスコアを動かしたのはアウェーの札幌。前半16分、MF内村圭宏がMFジュリーニョのスルーパスを受け、マークにつくDF櫻内渚を振りほどく。PA内中央で体をひねりながら右足でシュートを放ち、ゴール左へ決めた。

 それでも磐田は前半33分、MF太田吉彰がMF松本昌也とのパス交換から左足で流し込み、1-1と同点に追いつく。同44分には札幌のパスミスを逃さずにカウンターを仕掛け、MF山田大記のスルーパスに走り込んだFW中野誠也が右足で逆転弾を奪取。筑波大から今季加入した中野はプロ初先発で初ゴールを記録した。

 ハーフタイムが明けても攻勢を続ける磐田。後半19分、カウンターからMF上原力也のパスを受けた中野が左サイドをドリブルで持ち上がり、PA内左から右足でシュートを放つ。しかしGK菅野孝憲に阻まれ、追加点は奪えない。

 すると、札幌が後半24分に試合を振り出しに戻す。途中出場のFW宮吉拓実が左サイドに展開し、ボールを受けたMF白井康介が深い位置から右足でクロス。ジュリーニョが相手DFに競り勝って頭で合わせると、クロスバーの下に当たったシュートがゴールに吸い込まれた。

 終盤は両チームとも勝ち越しを狙って激しい攻防を繰り広げる中、次の1点は札幌に生まれる。後半45分、ドリブルでPA内右に進入したDF早坂良太が右足で折り返すと、中央で反応したのは宮吉。うまく相手DFの前に入り、右足のボレーで逆転ゴールを挙げた。

 札幌は後半アディショナルタイム3分に負傷した白井が担架で運ばれ、代わって投入された2種登録のDF中村桐耶(17)がトップデビュー。そのまま3-2で試合終了を迎え、今大会初勝利を飾った。

★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2018シーズンJリーグ特集ページ
●ルヴァン杯2018特設ページ
●[ルヴァン杯]GL第4節 スコア速報

TOP