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プロ初弾のゴールパフォは“ディバラマスク”、勝利の立役者・郷家友太「チームが苦しいときに結果が出て良かった」

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プロ初ゴールのFW郷家友太

 注目の高卒ルーキー、FW郷家友太(18)がついにプロ初ゴールを決めた。

 18日、ヴィッセル神戸は敵地でV・ファーレン長崎と対戦。ルヴァン杯グループD首位タイ同士の直接対決ということで、負けられない一戦となったが、前半22分に先制を許すと、押し込まれる時間が続いて前半を0-1で折り返した。それでも後半に流れを引き寄せると、22分にDF那須大亮のクロスからFWウェリントンが頭で合わせ、同点に追いつく。

 その後も神戸ペースで試合は進んだが、決定打を欠き、1-1のままタイムアップを迎えると思われた。しかし、神戸は後半アディショナルタイム5分に敵陣中央の左サイドでFKを獲得する。時間的にもこれがラストプレー。キッカーのMF安井拓也がゴール前へ蹴り込むと、郷家が頭で合わせ、逆転のゴールネットを揺らす。直後に試合終了を告げるホイッスルが鳴り響き、神戸が2-1で劇的勝利を飾った。

 決勝点を挙げた郷家は、青森山田高から今季加入。開幕戦からいきなりベンチ入りを果たすと、3月7日のルヴァン杯・長崎戦でプロ初出場した。その後この日までリーグ戦4試合、ルヴァン杯2試合に出場したが、得点はなかった。

 それでも、重要な一戦でチームを救うプロ初ゴールをゲット。ゴールパフォーマンスでは、ユベントスのFWパウロ・ディバラがやっている、手の親指と人差し指でVの字を作って顔の下半分を覆い隠すようなポーズ、“ディバラマスク”を披露した。

 試合後のインタビューで郷家は、「今までたくさん出させてもらいましたが、なかなか結果を残せませんでした。こういうチームが苦しいときに最後、結果が出て良かったと思います」と笑顔をみせ、「グループリーグ突破してこのまま優勝に進んでいきたいです」と今後の意気込みを語った。

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