beacon

長谷部、ポカール準決勝でのプレーがチーム2位の評価「フランクフルトの守備のボス」

このエントリーをはてなブックマークに追加

好パフォーマンスを披露したMF長谷部誠

 フランクフルトは18日、DFBポカール準決勝でシャルケとのアウェーマッチを1-0で制し、2大会連続の決勝進出を決めた。ドイツメディアは、この試合でもフル出場を果たした日本代表MF長谷部誠のパフォーマンスを称賛した。

 先週ニコ・コバチ監督がシーズン終了後にバイエルンの次期監督に就任することが明らかになったフランクフルトは、リーグ戦ではここ3試合勝利なし。先日宿敵ドルトムントとのダービーに勝利し、リーグ2位につけるシャルケとの一戦に臨むことに。

 スコアレスで推移した試合は後半30分、FWルカ・ヨビッチがCKからのボールをヒールで見事に流し込み、フランクフルトが先制。その後、MFジェルソン・フェルナンデスの一発退場により10人で戦うことになったフランクフルトだが、アディショナルタイムにはシャルケFWフランコ・ディ・サントによるゴールが直前のハンドとの判定で認められなかったことにも助けられ、リードを守り切った。

 そんな中、3バックの中央でリベロとしてプレーした長谷部は高い評価を得ている。ドイツ紙『ビルト』では、そのパフォーマンスをGKルーカス・フラデツキに次ぐ「2」と、得点者ヨビッチと並ぶチーム2位タイの評価となった。「守備のボス。一対一の競り合いでは極めて冷静で、後方からたくさんの優れたパスを出した。ものすごく力強いパフォーマンス」と寸評されている。

 サッカー誌『キッカー』は長谷部のプレーに「3」と及第点をつけ、ここではチーム平均点(「3.25」)を上回った。また地元紙『フランクフルター・ルンドシャウ』では採点はないが、マッチレポートではこの試合での長谷部について、「長い間、傑出していた男」と形容し、その存在感を称賛された。

(※ドイツメディアの採点は1が最高、6が最低)

●海外組ガイド
●ブンデスリーガ2017-18特集
●DFBポカール2017-18特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP