beacon

来季は2部降格が濃厚も…大迫同僚MFが見せた“ハンパない”男気

このエントリーをはてなブックマークに追加

残留を明言したケルンMFマルコ・ヘーガー

 FW大迫勇也所属のケルンは18日、MFマルコ・ヘーガーが来季も同クラブでプレーすると発表した。ブンデスリーガ最下位のケルンは来季の2部降格が決定的。その場合、契約解除の権利を行使することができるというが、28歳MFは自ら放棄するという“ハンパない”男気を見せた。

 ケルン生まれのへーガーはアーヘンでプロデビュー。その後、移籍先のシャルケで127試合に出場したが、2016-17シーズンから生まれ故郷の名門クラブに戻ってきた。ケルンを愛するMFは公式サイトを通じて、残る決断をした理由を述べている。

「ここ数週間の結果によって、生き残れる可能性はきわめて低くなった。でも、僕たちは満足いく形でシーズンを終えたいんだ」。残る4試合に全力を注ぐ構えを見せたへーガーは「ファンだけじゃなく、リーグ全てのチームの責任を負っている」と初代王者の誇りを口にした。

 さらに「たとえ2部リーグに行くことになっても、僕はこのFCケルンに居続けるし、全てのものを捧げるよ」と忠誠をアピール。これについて強化責任者のアーミン・フェー氏は「彼は常にすべてのものを与えてくれて、責任を背負う素晴らしい人間だ」と称えている。

●ブンデスリーガ2017-18特集

TOP