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「彼の功績はアンタッチャブル」アンリ氏が恩師ベンゲルを労うも複雑な心境を吐露

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ティエリ・アンリ氏がアーセン・ベンゲル監督の退任に複雑な心境

 アーセナルのレジェンド、ティエリ・アンリ氏は、退任するアーセン・ベンゲル監督の功績を“アンタッチャブルなもの”と話している。

 1999年にアーセナルに加入したアンリ氏は、クラブ歴代最多得点記録を樹立するなどキープレーヤーとして活躍し、ベンゲル政権の一時代を担った。20日に届いた恩師のアーセナル退任のニュースへの寂しさを語った同氏だが、直近2シーズンの不振が退任に繋がったと『スカイ・スポーツ』で自身の考えを語った。

「少しばかり複雑な気分だ。数試合が残された中で、偉大な人物がクラブを去るのだから悲しい日だ。一方で、彼とクラブは近年難しい時期を過ごしていたのだから、彼がこの決断を下して少しばかり幸福を感じている。だから、日曜日の試合からサポーターがチームを今まで以上に支え、最高の形で彼の退任を迎えられると願っている」

「最近よく思うが、多くの人は今のチームの状態と彼の功績を混同して考えている。去り際になってその人物の功績について議論されると思うが、彼の功績は他と比較できないほどのアンタッチャブルなものだ」

 また、ベンゲル監督の後任候補に挙がっていることについて問われたアンリ氏は「この手の話題について話したとは思わない。でも、ただ一人(アーセナルCEOの)イバン・ガジディスにこの質問をすれば答えられるはずだ」と明言を避けている。

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