beacon

ミス突いた川崎F中村憲剛が勝利呼ぶ3点目!!「みんな気持ちが入っていた」

このエントリーをはてなブックマークに追加

MF中村憲剛がチーム3点目

[4.21 J1第9節 川崎F4-1鹿島 等々力]

 一瞬の隙を見逃さなかった。川崎フロンターレは2-0で迎えた後半19分にFK弾で失点。1点差に詰め寄られたが、その1分後にMF中村憲剛がチームを勢いに乗せる3点目を挙げた。「コミュニケーションのところでサイドバックの選手が迷っていたのが見えた」。後半20分、左サイドバックのDF小田逸稀がGKに出したバックパスが緩くなり、走り込んだ中村がこれを奪取。GKとの1対1から相手の股間を抜く右足シュートを押し込んだ。

「時間的にも失点してすぐだったので流れ的によかった」。開幕節以来となる8試合ぶり今季2点目。「自分的にもアガりました」。ゴール後は今季のゴールパフォーマンス“BKB”で喜びを爆発させた。MF大島僚太、FW小林悠を欠いた試合で、終わってみれば今季最多となる4点と爆発。リーグ戦は5試合ぶり、公式戦7試合ぶりの白星となった。

「相手が鹿島だったこともある」。昨季、優勝を争った“宿敵”を相手にチームは目を覚ました。「きっかけになる試合にしたかったし、そういう試合になったと思う。みんな気持ちが入っていて足も体も動いていた。ベタだけど気持ちは大事」。ハードワークに球際で激しく、全員が迫力を持って戦った。

 ACLでは未勝利で敗退を喫したが、ここから再出発。中村は「多少のミスもカバーできる迫力があった」と一丸となった戦いぶりに満足感を示し、「どこが相手でもこうやって迫力を持って戦っていければ勝ち点は積み上げていける」と手応えをつかんだ。

★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2018シーズンJリーグ特集ページ
●[J1]第9節1日目 スコア速報

TOP