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ポドルスキが恩師ベンゲルの退任に言及「残念だけど驚きはなかった」

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FWルーカス・ポドルスキがベンゲル監督の退任について語っている

 現地時間20日、アーセナルは今季限りでアーセン・ベンゲル監督が退任することを発表した。かつてアーセナルで指導を受けたヴィッセル神戸のFWルーカス・ポドルスキが、ドイツメディアに心情を明かしている。

 ドイツメディア『WELT』はポドルスキのインタビューを掲載。同選手がベンゲル監督の退任について見解を述べている。

 ポドルスキはベンゲルの退任について記者に問われ「とても残念なことだと思う。だけど、驚きはしなかったね。実際に以前からそのようなことは示唆されていたから。ベンゲル監督はアーセナルをトップクラブにした最大の立役者だと思う。クラブに哲学を根付かせ、多くの優れた選手を指導した。今のアーセナルがあるのは、間違いなく彼のおかげだね」と述べている。

「僕はアーセナルへ入団するとともに、すぐに彼と仲良くなった。いつだって冷静だったし、素晴らしい紳士でもあった。ヨアヒム・レーブやユップ・ハインケスにも似たような印象を覚えたけど、本当に指導者としても素晴らしかった。彼らはいずれもチームに明確なものを求めていて、選手たちを混乱させるようなことはしなかった」

 その一方で、アーセナルの今後について「22年クラブを率いたら、その後継者を決めることは難しい。カルロ・アンチェロッティのような経験のある指導者が就くのか、それとも若い監督が後任になるのか、現時点では予想がつかないね」と発言。

 続けて「僕の感覚だけど、アーセナルはドイツ人の指導者が合っているんじゃないかな。ここ数年はドイツのクラブのノウハウを実践していたし、実際にドイツ人選手を複数抱えているからね」と語り、アーセナルの後任監督に独自の見解を示している。

 現在神戸でプレーしているポドルスキはケルン育ちで、バイエルンに移籍した後、ケルンへ復帰。2012年から2年半アーセナルに在籍し、ベンゲル監督から指導を受けていた。

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