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ミランは最下位ベネベントに敗れて6戦未勝利…CL出場権獲得は絶望的、EL出場権も黄信号

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ミランは6試合未勝利に

[4.21 セリエA第34節 ミラン0-1ベネベント]

 セリエAは21日に第34節が行われた。ミランはホームでベネベントと対戦し、0-1で敗れている。6位ミランはUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)出場圏内の4位まで、あと4試合で勝ち点10差に広がっている。

 ジェンナーロ・ガットゥーゾ監督にとってベネベントは“鬼門”なのかもしれない。指揮官の初陣となった昨年12月3日の第15節でも劇的同点弾を浴び、最下位の14連敗を止めてしまったミラン。前半29分、ベネベントのFWピエトロ・イエンメッロにPA内進入を許し、右足シュートで先制されてしまう。

 4-3-3を基本的な布陣とするミランだが、今節は4-4-2に変更し、前線にはFWパトリック・クトローネとFWアンドレ・シウバの若手コンビを配置。しかし、MFハカン・チャルハノールが怪我でメンバー外に、MFスソはベンチスタートとなったミランは攻撃に迫力を欠き、同点に追いつくことができない。

 後半35分にはベネベントのFWシェイク・ディアバテが2回目の警告で退場となるも、ミランは最後までゴールを割ることができず。0-1で敗戦し、6試合連続未勝利(2敗4分)となった。

 欧州CL出場権を争う3位ローマ(勝ち点67)、4位ラツィオ(暫定勝ち点64)、5位インテル(暫定勝ち点63)との差を縮めることができずに、6位ミランは勝ち点54で足踏み。一方で、ヨーロッパリーグ出場権を狙う7位アタランタ(暫定勝ち点52)、8位サンプドリア(暫定勝ち点51)に、今節にも順位を抜かれる可能性すら出ている。

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