beacon

讃岐が“東四国クラシコ”初勝利! 徳島は移籍後初出場の狩野健太が存在感示すも完封負け

このエントリーをはてなブックマークに追加
[4.22 J2第10節 徳島0-1讃岐 鳴門大塚]

 22位カマタマーレ讃岐が敵地で14位徳島ヴォルティスを1-0で下した。讃岐は四国勢に対し、J2昇格後初白星。リーグ戦では8試合ぶりに勝ち点3を獲得し、最下位から残留圏内の20位に浮上した。

 隣県同士が激突した“東四国クラシコ”。過去2勝4分と無敗の徳島が立ち上がりからポゼッションで圧倒し、次々と讃岐ゴールを襲ったが、決め切れない時間が続く。

 前半37分には讃岐が決定機を作り、PA内左のFW重松健太郎のクロスにファーのFW原一樹が左足で合わせる。しかしゴール左に外れ、先制のチャンスを生かせない。同40分にMF市村篤司が負傷し、MF西弘則が急きょ出場となるアクシデントもあったが、スコアレスのままハーフタイムを迎えた。

 後半も徳島は変化をつけたセットプレーなども交えて再三の決定機を創出。それでもネットを揺らせずにいると、守勢だった讃岐が均衡を破る。後半22分、MF佐々木匠が左サイド深くでMFシシーニョをかわして右足でクロス。GK梶川裕嗣とDF大崎玲央が重なってファーにボールが向かい、フリーで待っていたMF永田亮太がヘッドで押し込んだ。

 その後も相手の攻勢を受ける展開は変わらなかったが、GK清水健太を中心に粘り強く対応。追いかける徳島は後半36分にMF前川大河を下げ、移籍後初出場となるMF狩野健太を投入する。同42分にはFW杉本竜士の右クロスから、その狩野が決定的なヘディングシュートを放つも、クロスバーを直撃。徳島は最後まで1点が遠く、3試合ぶりの黒星で5戦勝ちなし(2分3敗)となった。

★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2018シーズンJリーグ特集ページ
●[J2]第10節2日目 スコア速報

TOP