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PK献上、ヒジ打ちで一発退場の長谷部誠…独メディアも辛辣評価「神経をすり減らした象徴」

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一発退場となった長谷部誠

 フランクフルトはブンデスリーガ第31節で、ヘルタ・ベルリンに0-3と完敗。この試合で退場となったMF長谷部誠に、地元メディア『Frankfurter Neue Presse』が厳しい評価を与えた。

 来季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得を目指すフランクフルトは、本拠地コメルツバンク・アレーナにヘルタを迎えた。しかし、前半にチャンスを決めきれずにいると、57分に長谷部がPKを献上し失点。さらに77分に追加点を許す。

 するとその2分後、長谷部がボールを持って運んでいったところにFWダビー・ゼルケがプレス。ややファウル気味の寄せに長谷部は苛立ち、肘を振ってしまう。これがゼルケの顔面に直撃し、一発退場となった。数的不利に陥ったフランクフルトは、後半アディショナルタイムにも失点し、ホームで完敗となった。

 この敗戦を、『Frankfurter Neue Presse』は「フランクフルトはすべてが間違っていた」とし、「ヘルタは無害だった。しかし、失点後は完全に混乱し、不安定な戦いだった。(ニコ)コバチのチームはコミットしていたにも関わらず、最初の45分でゴールを奪えなかった。象徴的なのが、神経をすり減らしたハセベの行動だ」。

 そして、来季のCL出場権を目指すよりも、7位という順位をキープするために戦うべきと提言している。

「今や、7位の座が危うくなることに注意しなければならない。フランクフルトが欧州カップ戦出場権を獲れず、半分以下の順位で終えれば、それは腹立たしいことだ」

 リーグ戦直近4試合で3敗目を喫したフランクフルト。4位レバークーゼンとの差は「5」となっている。残り3試合は、バイエルン、残留争いを繰り広げるハンブルガーSV、そして2位シャルケと難しい対戦が続くことになる。

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