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原口&宇佐美がアシスト! 首位デュッセルドルフが4試合ぶり勝利、次節にも3位以内が確定

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4試合ぶり勝利を挙げたデュッセルドルフ

[4.22 ブンデスリーガ2部 デュッセルドルフ3-0インゴルシュタット]

 ブンデスリーガ2部は22日、第31節を各地で行い、FW原口元気、FW宇佐美貴史所属のデュッセルドルフはホームでFW関根貴大所属のインゴルシュタットと対戦した。両ウイングで先発した原口、宇佐美がそれぞれアシストを記録し、3-0の完勝で4試合ぶりの白星。2012-13シーズン以来の1部昇格に向けて大きく前進した。

 ブンデスリーガ2部に所属する日本人選手3人が一同に会した一戦。前節からメンバー外となっていた関根は、この日もベンチ入りできず。だが、首位を走るデュッセルドルフの2人が輝きを放ち、翌23日に直接対決を控える2位ニュルンベルク、3位ホルシュタイン・キールを突き放した。

 初めに魅せたのは原口。前半7分、DFニコ・ギーゼルマンのトリックFKが縦に出ると、PA左寄りを猛然と突破。ニアサイドに低く折り返し、FWロウベン・ヘニングスがワンタッチで押し込んだ。これが加入後10試合にして3つ目のアシスト。前半23分には、PA内へのドリブル突破で脅威となった。

 さらに前半39分、今度は宇佐美が得点に絡む。右からのCKを右足で蹴り込むと、ファーサイドのギーゼルマンがハイタワーヘッド。豪快にネットを揺らし、大きな追加点が入った。さらに宇佐美は後半20分、右CKからギーゼルマンのヘディングを呼び込むと、ポストの跳ね返りをDFロビン・ボルムートがプッシュ。リードは3点に広がった。

 宇佐美は後半34分、FWベニト・ラマンとの交代でピッチを後に。以降はインゴルシュタットの攻撃を受けるシーンもあったが、危なげなく守ってシャットアウト。得意のドリブルとシュートで魅せた原口、正確なキックが光った宇佐美の活躍により、デュッセルドルフが3-0で勝利。4位レーゲンスブルクとは3試合を残して勝ち点9差となっており、次節にも、入れ替え戦出場権を得られる3位以上が決まる可能性が出てきた。

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