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「まるで私の葬儀」退任発表のベンゲルが冗談も…ファンからの支援の少なさに落胆

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今季限りでアーセナルを退任するアーセン・ベンゲル監督

 アーセナルアーセン・ベンゲル監督は、退任発表後に受けた賛辞への感謝を語った一方で、ファンからのサポートが少ないことを嘆いた。

 ベンゲル監督は先日、今シーズン終了後に22年間在籍したアーセナルから退任することを発表。そして22日、退任発表後初の本拠地エミレーツ・スタジアムでのウエスト・ハム戦に臨み、FWアレクサンドル・ラカゼットらの活躍で4-1で勝利した。

 ウエスト・ハムに快勝後、ベンゲル監督は「イングランドフットボール界からの称賛に心を打たれた。そして、フットボールが特別な存在であるこの国でこのような経験を積めたことに感謝している。このような賛辞を受けることはこれからの人生の中で二度と起きることはないだろう」とエモーショナルな感情を語る。

「みんなが私の過去についてばかり話しているから、私の葬儀ではないのかと少し感じている。もうこれ以上死ぬ必要はないね。冗談はこれぐらいにして、全ての人に感謝を伝えたい。私が想像していた以上の非難を浴びただろうが、多くの称賛も受けた」と話した。

 しかし、ベンゲル監督退任決定後最初の試合にもかかわらず、スタジアムにはいたる所に空席が目立つ。これを受け、同指揮官は「このクラブは世界中で、特にイングランドで尊敬されていると信じていた。しかし、我々のファンは違ったようだ。これにはひどく傷ついている」とサポーターからの支援が少ないことに肩を落としている。

 今シーズンのトップ4フィニッシュが絶望的なアーセナルは、来シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)出場を目指して、26日にヨーロッパリーグ(EL)準決勝ファーストレグでアトレティコ・マドリーとホームで対戦する。

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