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ベンゲルはパリSG会長に就任か…22年の長期政権で培った政治力買われる

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アーセン・ベンゲル監督のパリSG会長に?

 今季限りでアーセナルを退団するアーセン・ベンゲル監督が、パリSGの会長になる可能性が報じられている。パリSGはトーマス・トゥヘル氏を監督に据え、ベンゲルを会長に置く体制を考えているようだ。英『ミラー』が伝えた。

 ベンゲル監督は22年という長期に渡り、監督業だけでなく、チーム運営やマネジメントの部分でも関わり続けてきた。パリSGはベンゲル監督の試合に対する知識だけではなく、そうした政治的な知見も大きく買っているという。

 アーセナルの首脳陣は少なくとも2週間前からベンゲル監督の解任を考えていたため、ベンゲル監督に残された選択肢はほとんどなかった。後任はパトリック・ビエラ氏が最有力と見られており、ベンゲル監督もビエラ氏を支持している。一方で、首脳陣の中にはカルロ・アンチェロッティ氏を推す声もある。

 2017年3月の時点でベンゲル監督は、もしアーセナルから契約延長の話がなかったとしたら、他のチームで働くだろうと述べていた。アーセナルのイワン・ガジディスCEOは、ベンゲル監督の次の仕事について聞かれると、「彼の切れ味はするどい。これまでのようにまだまだ第一線でやっていける。だが、どうするかは彼にしかわからない」と話していた。

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