beacon

ヒジ打ち長谷部に重罰…4試合停止でリーグ戦終幕

このエントリーをはてなブックマークに追加

リーグ戦に出場することができなくなったフランクフルトMF長谷部誠

 フランクフルトは24日、前節のヘルタ・ベルリン戦で一発退場となっていたMF長谷部誠が4試合の出場停止処分を下されたと発表した。うち1試合は執行猶予とされたが、ブンデスリーガは残り3試合。一足早くにリーグ戦終幕を迎えることとなってしまった。

 長谷部は21日に行われた第31節ヘルタ戦の後半34分、相手のロングボールに反応すると、後ろから追ってきたFWデイビー・ゼルケにヒジ打ちで対応。すぐさまレッドカードが提示され、ボルフスブルク所属時の2013年5月以来、約5年ぶりの一発退場となった。

 試合内の行為で退場となった場合、ドイツサッカー連盟(DFB)が出場停止処分を定めるが、今回は「悪質な反スポーツ行為」があったとして4試合に決定。そのうち1試合は猶予されるという。

 長谷部は今季、肩の負傷で戦列を離れていた時期を除いて、リベロの位置で先発出場を続けていたが、以降のリーグ戦には出場できないことが決定。欧州カップ戦を目指すチームにとって、大きな打撃となった。

 なお、フランクフルトは5月20日に行われるDFBポカール(ドイツ国内杯)決勝に進出することが決まっているが、今回の処分の対象とはなっていない。1か月後に控える同大会にすべてを懸ける形となる。

●ブンデスリーガ2017-18特集

TOP