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ミラクルよ再び…デ・ロッシ「あの試合は不可能なんてないと教えてくれた」

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準々決勝ではバルセロナから大逆転勝利を収めた

 24日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)準決勝第1戦でリバプール(イングランド)と対戦したローマ(イタリア)は2-5で敗れた。5月2日にホームで開催される第2戦を前に大きなアドバンテージを許したが、MFダニエレ・デ・ロッシは“奇跡”の再現を狙おうとしている。

 前半36分、昨季まで在籍したFWモハメド・サラーに先制点を奪われると、リバプールの猛攻にさらされた。同アディショナルタイムに再びサラー、後半11分にFWサディオ・マネ、同16分と同24分にFWロベルト・フィルミーノに次々とネットを揺らされ、大量5点のリードを許してしまう。戦意を失ったように見えた戦士たちだったが、ここから反撃して同36分にFWエディン・ジェコ、同40分にMFディエゴ・ペロッティがゴールを陥れ、アウェーゴールを2つ記録して第1戦を終えることになった。

 アウェーゴールを奪っての3点差の敗戦。そして、第2戦をホームで迎えるシチュエーションは、奇跡の大逆転劇を演じた準々決勝バルセロナ戦と同じ。不可能と思われた状況から逆転での勝利を収めた経験があるからこそ、デ・ロッシは決勝進出の可能性はゼロではないと強調する。『メディアセット・プレミア』に語ったコメントを英『フォー・フォー・トゥー』が伝えている。

「準々決勝で自分たちがやり遂げたことを再びやらなければいけない。あの試合は不可能なんてないということを教えてくれた。自分たちのため、何よりローマを愛する人のために僕らは戦う義務がある」

 準々決勝ではバルセロナのホームで行われた第1戦を1-4で落としながらも、ホームで行われた第2戦はジェコ、デ・ロッシ、DFコスタス・マノラスの得点で3-0の勝利。2試合合計4-4ながらも、アウェーゴールの差で上回って準々決勝進出を決めていた。

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