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吉田麻也、FA杯敗退によるモチベーション低下に警鐘「切り替えてリーグに集中」

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FA杯敗退によるモチベーション低下を危惧する吉田麻也

 サウサンプトンに所属しているDF吉田麻也は、FA杯の敗退からリーグの残留争いへと気持ちを切り替えている。

 日本代表DFの吉田麻也が所属しているサウサンプトンは開幕から調子が上がらず、プレミアリーグで第34節を終えた時点で勝ち点29の18位と降格圏をさまよっている。

 第30節終了時点でマウリシオ・ペジェグリーノ監督を解任。クラブOBのマーク・ヒューズを招へいしたものの劇的な改善は見られない。順調に勝ち進んでいたFA杯も22日のチェルシー戦に0-2で敗れて準決勝での敗退が決定。選手のモチベーション低下が危惧されている。

 そうした中で吉田は、地元メディアの『デイリー・エコー』にFA杯から残留争いに向けて気持ちを切り替えることの重要性を語った。これまでに数度の残留争いを経験している日本代表DFは、カップ戦敗退が尾を引いて残留争いに悪影響を与えてしまうことに警鐘を鳴らしている。

「次のボーンマス戦はとても重要ですね。ホームで迎えるダービーマッチなので残留に望みをつなぐためにも、なんとかして勝ち点3を取らなければいけない試合です。FAカップの敗退が決まってしまったので、これからは切り替えてリーグに集中しなくてはいけません」

 残留の対象チームである17位スウォンジーとの勝ち点差は「4」。サウサンプトンの残り試合数も「4」。その対戦相手は、ボーンマス、エバートン、スウォンジー、マンチェスター・シティとなっている。とりわけ残留を争うライバルとの直接対決になる5月8日のスウォンジー戦は、今季の明暗を分ける重要な一戦だ。

 オランダのVVV時代に残留プレーオフを勝ち抜いた経験がある吉田麻也は、今回もサウサンプトンをプレミアリーグ残留に導けるだろうか。

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