beacon

けんか仲裁者の耳かみ切る

このエントリーをはてなブックマークに追加

[アテネ 28日 ロイター] ギリシャの飲食店で、サッカーの2008年欧州選手権(ユーロ2008)予選のギリシャ対トルコ戦を観戦していた客同士がけんかとなり、仲裁に入った店主が両耳をかみ切られるという事件があった。地元警察が28日に明らかにした。

 トルコが4─1でギリシャに勝利したこの試合で、騒動が起きたのはトルコ代表が3ゴール目を挙げた場面。トルコを応援していたブルガリア人のグループが歓声を上げたことに対し、地元ギリシャ人たちが腹を立てたことが事件の発端となった。

 被害を受けた店主のディミトリス・ツィビバキスさんは病院でのテレビ取材で「私は(けんかする)彼らを引き離そうとしましたが、ブルガリア人たちに耳をかみ切られて最後は床にうつぶせの状態でした」とコメント。

 さらに「形成手術の必要があります。医者たちは縫合するだけでは済まないと言っています。とにかく、かみ切られた部分はまだ持っています」と話した。

 警察は3人のブルガリア人を逮捕し、4人目を捜索中だという。

<写真説明>3月28日、サッカーの欧州選手権(ユーロ2008)予選のギリシャ対トルコ戦を観戦していた客同士がけんかし、仲裁者が耳をかみきられる事件が起きていたことが明らかに。写真はギリシャに勝利し喜ぶトルコチーム。24日撮影(2007年 ロイター/John Kolesidis)

TOP