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阿部&小林悠がW杯出場へアピール弾!川崎F、2連勝で3位キープ…鳥栖は3戦無得点で5連敗に

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小林悠が復帰弾

[4.25 J1第10節 鳥栖0-2川崎F ベアスタ]

 J1リーグは25日、第10節を行った。ベストアメニティスタジアムではサガン鳥栖川崎フロンターレが対戦し、2-0で川崎Fが勝利した。

 鳥栖は21日の前節・広島戦を0-1で落とし、4連敗中。その試合から2人を入れ替え、DF鄭昇炫とFW趙東建に代えてDF小林祐三とFW田川亨介を起用した。前節・鹿島を下して3位に浮上した川崎Fは、中3日の試合となったが、同じ11人を送り込み、連勝を目指した。

 試合は鳥栖が積極的な入りを見せた。前半4分、MF高橋義希が右足アウトでスルーパスを出し、FW田川亨介が左足シュートを放ったが、飛び出したGKチョン・ソンリョンに止められてしまう。川崎Fに決定機を作らせず、28分にはFW小野裕二がミドルシュートを放つなど、試合を優勢に進めた。

 対する川崎Fは、ボールポゼッション率こそ上回ったが、鳥栖の集中した守りをなかなか崩すことができない。前半18分には、右サイドからDFエウシーニョが左足で絶妙なクロスを上げ、FW知念慶がDF高橋祐治の背後を取ったが、合わせることができなかった。

 川崎Fはハーフタイムで知念に代え、FW小林悠を後半開始から投入。10分には、MF守田英正を下げてMF大島僚太をピッチに送り込むと、直後に均衡が破れた。11分、大島が頭でPA内へつなぎ、MF阿部浩之が相手を背負いながら左足ループ。GK権田修一も飛び出していたが弾き出せず、ゴールに吸い込まれた。

 なおも攻め込む川崎Fは後半22分、左サイドから中央へのパスをMF家長昭博がダイレクトでPA左へ。阿部がライン際からクロスを上げると、小林悠がヘディングシュートを叩き込み、2-0。復帰を果たしたエースの一撃でリードを広げた。2点ビハインドとなった鳥栖は、24分に高橋義に代えて趙東建を入れた。

 順調に試合を進めていた川崎Fだが、後半32分にアクシデント発生。ベンチに交代を要求していたMFエドゥアルド・ネットがFW大久保嘉人との交代を余儀なくされた。それでも鳥栖に反撃を許さず、2-0で完封勝ち。今季2度目の2連勝を飾った。一方の鳥栖は3試合無得点で5連敗となっている。

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