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初陣は黒星に…浦和オリヴェイラ監督「少しずつ変化をもたらす」

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浦和レッズオズワルド・オリヴェイラ監督

[4.25 J1第10節 柏1-0浦和 三協F柏]

 就任会見が行われたのは22日。そして、わずか3日後、浦和レッズオズワルド・オリヴェイラ新監督は、初陣を迎えた。

 準備期間は限られた時間しかなかったこともあり、システムは大槻毅暫定監督が前節札幌戦で採用した3-4-2-1を継続。そして、選手もMF阿部勇樹からDFマウリシオに変更した以外、10人は同じメンバーが先発としてピッチに送り込まれた。

「プレシーズンから、このチームは準備を進めてきて、途中で監督が代わっている。それだけでも影響が大きいと思うので、できるだけ継続性を持たせながら、徐々に私の狙っていることを加えていこうと思う」

 試合では柏の前線からのチェイシングに苦しめられ、「ゴールキックや最終ラインからつなぎにくい展開だった。ロングボールを入れて、そこからセカンドボールを拾えた方が優位な展開」となる。そして、スコアレスで迎えた後半27分にMF中川寛斗に決勝点を奪われ、初戦は0-1で敗れることになった。

 初陣を落とすことになったものの、「スタメンを含めた全体のトレーニングができたのは昨日が初めて」という状況。今後も連戦が続くため、「準備をするのは難しい。チームを変えようと思えば少し時間が必要だと思うので、少しずつ変化をもたらしていこうと思っている」と時間をかけながらチームを自分の色に染めていこうとしている。

(取材・文 折戸岳彦)
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