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青山「どこか隙があった」堅牢崩れた広島は連戦で立て直し誓う…GK林「いいチームは連敗しない」

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[4.25 J1第10節 FC東京3-1広島 味スタ]

 敗戦の悔しさをかみしめた。城福浩新監督の下、快進撃を続けてきたサンフレッチェ広島は10試合目で今季初黒星。前節まで9試合2失点の堅守が破られ、今季初の複数失点。前半はプレスが甘くなり、逆に相手にハメられ、序盤の2失点で流れを失った。主将MF青山敏弘は「どこか隙があったんだと思う。今日限りにしたい」と切り替えを強調した。

「やっぱり悔しさはある。久々にそういう雰囲気になっているけど、スタッフも含めていい方向に向かっていけるか、試されていると思う。しっかりリーダーシップをとってみんなでやっていきます」(青山)

 0-3に突き放された後、粘り強い攻撃から返した1点には価値がある。後半14分、スルーパスに抜け出したFWパトリックがGKとの1対1から右足シュート。これはGK林が至近距離で弾き出し、こぼれ球に反応したパトリックが再びシュートを放つと、相手DFのクリアボールをMF稲垣祥が押し込んだ。出場から2分でゴールを陥れた稲垣は「もちろん3失点してダメージを受けるような敗戦だとは思うけど、負けるときはある。切り替えて次に勝てば問題ない」と言い切った。

 過密日程が続き、中2日で28日に長崎戦(トラスタ)。中3日で5月2日に清水戦(Eスタ)、中3日で6日に神戸戦(Eスタ)が控えている。ここまで堅守を支えてきたGK林卓人は「いいチームは連敗しない」と強調。この1敗を引きずらず、次節で立て直し、連戦を乗り切れば真の強さを証明できる。

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