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バイエルンに先勝のジダン「私たちが試合をコントロールしていた」

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ジダン監督「私たちが試合をコントロールしていた」

 25日のUEFAチャンピオンズリーグ準決勝ファーストレグ、レアル・マドリーは敵地アリアンツ・アレーナでのバイエルン戦を2-1で制した。ジネディーヌ・ジダン監督は試合後、この結果に対する満足感を表している。

 スペイン『アス』が、フランス人指揮官のコメントを伝えている。

「この結果には満足することができる。立ち上がりは難しかった。ボールを持って攻撃に出ることが難しかったらね。しかしながら後半は良いものにすることができた。ここで勝つことは簡単ではないんだよ。もっと良い試合にもできた? そうだろうね。しかし、私たちはこの試合に満足することができる」

 一方、失点の場面で、もう少し何かができたとも指摘されるGKケイラー・ナバスについても触れている。

「ミスは全員で犯すものだ。その場面では最初からポジショニングが悪く、そうしたミスによって失点が導かれてしまった。ケイラーだけの問題ではないんだよ。それに後半、彼は2~3回のセーブを見せた。とても良かったよ」

「私たちはボールを持てずに苦しんだが、それは当たり前のことだ。リベリは見事なプレーを見せたていたが、しかしカルバハルが交代で去り、ルーカスがサイドバックとなった後も私たちは良いパフォーマンスを見せた。良い結果を手にすることができたね」

 レアル・マドリーは決勝トーナメント1回戦パリSG戦、準々決勝ユベントス戦、そしてこのバイエルン戦と、アウェーの試合ですべて勝利している。

「私たちは良い試合を見せられるという自信とモチベーションがある。苦しんでいるときであってもね。私たちはそうしたピッチでのプレーを好み、良いパフォーマンスを見せている。ときには良い入り方ができなくても、最後には良い形で終えられる。今日、彼らは決定機を手にしていたが、私たちが試合をコントロールしていた」

「もちろん、これからセカンドレグを戦わなければならない。何かを成し遂げたわけではないんだよ。フットボールでは、ファーストレグですべて終えたなどと言うことはできない。セカンドレグで苦しむことは分かっているんだ。あのユーヴェ戦の後だし、違う形でホーム戦に立ち向かう必要があることは理解している」

 この試合の同点弾を決めたDFマルセロについては、攻撃面における大きな貢献を強調した。

「素晴らしいのは、彼が私たちのチームの選手ということだ。今日はゴールも決めてくれたが、私たちの攻撃面において重要な選手だよ。どんな瞬間にも違いを生み出せるのが彼であり、最初はイスコ、その次にアセンシオと良いプレーを見せてくれた」

 その一方で、またもビッグマッチで出番を与えなかったMFガレス・ベイルについての質問には、こう返している。

「ベイル、カリム、アセンシオが、これからベンチスタートになることはあり得る。私は選ばなければならない立場にあるが、実際、どの選手も素晴らしい。まだ試合は残されているし、ベイルのことも戦力に数えている。数えていないと考えられてしまうかもしれないが、それは事実ではない」

 ハーフタイムにMFイスコをMFマルコ・アセンシオに代えた理由は、次のように説明している。

「イスコは打撃を受けて、そのポジションにアセンシオを置くことになった。私たちの考えは、ルーカスが敵陣深くまで進み、イスコがライン間でプレーすることにあった。その後、アセンシオはうまくチームのダイナミズムに入り込んでくれた。ゴールだけでなく、守備も良かったね」

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