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「俺が諦めてないんだから諦めるな」清武の復活弾を喜ぶ内田が“盟友”に送った言葉

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W杯メンバー入りへアピールを続ける鹿島DF内田篤人(左)とC大阪MF清武弘嗣

[4.25 J1第10節 鹿島1-1神戸 カシマ]

 “盟友”の復活弾を喜んだ。鹿島アントラーズのDF内田篤人は試合後、同時刻キックオフの試合でセレッソ大阪のMF清武弘嗣が今季初先発で2ゴールを決めたことを報道陣から聞かされ、「そうなんですか?」とうれしそうに笑顔を見せた。

 同じようにケガに泣かされてきた。15年6月に右膝を手術し、長期離脱を強いられた内田は同時期にJISS(国立スポーツ科学センター)で清武とリハビリに励んだこともあった。プライベートでも親交は深く、「ドイツにいるころから連絡を取り合っていた」という仲。ともに故障から復帰し、ロシアW杯へ最後のアピールを続ける現状も重なる。

 清武は内田より1年早く昨季、Jリーグに復帰したが、相次ぐケガに見舞われ、久々の日本代表招集となった昨年12月のE-1選手権も途中離脱。今年2月にも練習中に負傷し、右腓腹筋筋損傷で全治6週間と診断されると、自身のインスタグラムで「去年から何をしてるんだ。怪我ばっかり。そう思っている人はたくさんいるはずです。でも、自分でもそう思っています」とつづるなど、ショックを隠せなかった。

「あいつもケガが多いから」。そう話す内田はだれよりもその心中が分かっている。清武が「ダメかな」と弱音を漏らした際には「バカ野郎。俺が諦めてないんだから諦めるな」と励ましたこともある。だからこそ、故障から復帰後4試合目の出場で今季初先発を果たし、今季初ゴールを含む2得点を挙げた清武の活躍は自分のことのようにうれしかった。

「前の選手はいいよね。だれもサイドのポジション取りとか見てないでしょ」。そう冗談めかした内田もこの日は同点ゴールをお膳立てするなど、日本代表の森保一コーチが視察する前で復調をアピールした。「俺は試合に出て、ちゃんとやれるということを分かってもらわないと先がないから」。清武と一緒にロシアへ――。内田は不屈の精神でピッチに立ち続ける。

(取材・文 西山紘平)

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