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親善試合後の解任に不満、ハリル氏「W杯への調整だと思っていた」

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会見するバヒド・ハリルホジッチ前監督

 日本代表監督を解任されたバヒド・ハリルホジッチ氏が27日、都内の日本記者クラブで会見した。

 日本を6大会連続6回目のW杯出場に導きながら、W杯本大会2か月前の電撃解任。W杯アジア最終予選後、海外組を含めたフルメンバーでの国際親善試合の結果は1勝2分3敗と低調だったが、「結果のことはあまり頭になかった」と、あくまで本大会に向けての“準備”と位置付けていたことを明かした。

 昨年11月の欧州遠征ではブラジルに1-3、ベルギーに0-1と連敗。今年3月のベルギー遠征ではマリと1-1で引き分け、ウクライナに1-2で敗れた。特に3月の試合内容は低調なものだったが、「私の頭の中ではW杯に向けての調整だと思っていた。特に中盤とFWについて何かいい解決策はないか探していた」と説明。「そういった試合で経験を積ませることができたと思った。ブラジル戦、ベルギー戦、マリ戦、ウクライナ戦の結果は満足いくものではないかもしれないが、そこからたくさんの教訓を引き出すことができた」と強調した。

(取材・文 西山紘平)

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