ズラタン・イブラヒモビッチのW杯出場の可能性はないようだ。スウェーデンサッカー協会幹部が認めた。

　3月にマンチェスター・ユナイテッドを離れ、メジャーリーグ・サッカー(MLS)のLAギャラクシーに加入したイブラヒモビッチは、2016年のユーロを最後にスウェーデン代表から引退。しかし、同選手はロシアW杯出場を決めた同国代表に復帰する意欲があると明かしていた。

　W杯出場に強い信念を持つイブラヒモビッチの発言を受け、男子チームのディレクターを務めるラース・リヒト氏は同選手が6月にロシアで開催される国際大会に出場する可能性はないと断言した。

「ズラタンと火曜日(24日)に話した。彼は代表チームでのプレーに関する決断は変わっていないと言った。だから彼がプレーすることはない。5月15日にメンバーを発表する代表監督のヤン・アンデションの構想に入っていない」

　一方のアンデション監督は「『W杯でプレーしたい』と私に対して彼は何も言ってこない。まずは私に電話をしてそう伝えてくれ。これは簡単なことだ。そして、私は監督なのだから最終判断を下す」とイブラヒモビッチに連絡するように求めている。

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