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漢・馬場賢治が初ハット!! “雪辱戦”の首位大分、9人町田に辛勝…指揮官「こんなの首位のチームじゃない」

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ハットトリックを記録した大分FW馬場賢治

[4.28 J2第11節 大分4-3町田 大銀ド]

 J2リーグは28日、第11節を各地で行い、前節の勝利で首位に立った大分トリニータはホームでFC町田ゼルビアと対戦した。大分にとって町田は15年にJ2・J3入れ替え戦でJ3降格の引導を渡された因縁の相手。FW馬場賢治のJリーグ初のハットトリックで4-3の辛勝を収め、雪辱を果たした。

 大分は前節の金沢戦(○1-0)から先発1人を変更。FW林容平に代わってFW伊佐耕平が入った。一方の町田も前節の山口戦から1人を変え、MF平戸太貴に代わってMF中村祐也を起用した。

 立ち上がりから大分が圧倒した。開始約20秒、中盤右からDF刀根亮輔がロングボールを蹴り込み、PA左を抜け出した馬場がボレーシュート。さらに前半2分、右サイドを駆け上がったMF松本怜が直前同様のクロスを上げると、同じように走り込んだ馬場が合わせ、早々に先制点を奪った。

 ビハインドを負った町田は前半10分、ゴール正面やや右からのFKをMF吉濱遼平が狙うもGK高木駿がビッグセーブ。すると同12分、大分DF福森直也のロングボールに反応した伊佐がライン裏に抜け出すと、DF深津康太が後ろから倒す。主審はレッドカードを提示。早い時間帯に数的不利を強いられることとなった。

 町田は前半15分、吉濱に代えてDF藤井航大を入れ、フォーメーションを4-4-1とした。一方の大分は同27分、エースFW後藤優介が負傷。ピッチに倒れ込んでプレーを続けることができなくなり、急きょMF清本拓己を入れた。

 大分は同31分、左サイドを駆け上がった星が中央にパスを送り、伊佐がバックパス気味に落とす。後方から走り込んだ馬場のシュートが相手DFに当たってゴールに吸い込まれ、リードが2点に広がった。

 そして前半45分、大分に決定的なゴールが入る。フリーで左を抜け出した星がグラウンダーで折り返すと、反応したのは三たび馬場。ダイレクトでゴールに流し込み、前半のうちにハットトリックを果たした。大分にとってはこれがJ2リーグ戦ホーム300得点目となった。

 互いに交代なしで臨んだ後半だったが、町田が早々に1点を奪う。2分、左CKをショートで受け取ったMF井上裕大がクロスを送ると、ニアサイドでDF酒井隆介がバックヘッド。角度のないところから放ったシュートがそのままネットを揺らした。アシストした井上は昨季のゴールに続き、アカデミーを過ごした大分戦でまたしても結果を残した。

 1点を失った大分は前半と同様、コンパクトに圧縮して守る町田のサイドを使い、一方的に攻め続ける。だが、クロスは味方に渡らず、松本のシュートがGK高原寿康に止められるなどし、ゴールを奪うことができない。町田は同11分、中村に代わってFW鈴木孝司がピッチに入った。

 鈴木はJ2第2節の大宮戦(○3-2)以来、9試合ぶりとなる出場。開幕2節で連続ゴールを決めていたが、その後は負傷離脱していた。15年のJ2・J3入れ替え戦では、チームをJ2昇格に導く3ゴール(2戦合計)を記録。得意とする大分戦の舞台で待望の復帰となった。

 ところが後半34分、さらなる悲劇が町田を襲う。MFロメロ・フランクが太ももを負傷し、プレー続行不可能に。すでに交代カードを使い切っていたため、9人でプレーすることとなってしまった。だが、ここで諦めない町田。同39分、右サイドを攻め上がったDF大谷尚輝のクロスに平戸が頭で合わせ、1点差に詰め寄った。

 アディショナルタイムにもスコアが動いた。大分は後半45分、右サイドを持ち上がった清本のパスに伊佐が抜け出し、PA左からのシュートで4点目を奪取。それでも町田も同3分、ハーフライン付近からのDF奥山政幸のFKを藤井が頭で押し込み、再び1点差となる。

 だが、最後は振り切った大分。2人の数的優位の中で詰め寄られながらも、かろうじて勝利を収め、勝ち点で並んでいた岡山との暫定得失点差を『4』に広げた。一方、大分の片野坂知宏監督は試合後インタビューで「ダメです。こんなの首位のチームじゃありません」と唇をかみつつ試合展開を振り返った。

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