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新潟が劇的勝利で連敗ストップ!山口との“オレンジダービー”制して5戦ぶり白星

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[4.28 J2第11節 山口1-2新潟 みらスタ]

 J2リーグは28日、第11節を行った。維新みらいふスタジアムではレノファ山口FCアルビレックス新潟が対戦し、2-1で新潟が“オレンジダービー”を制した。

 先制したのは新潟だった。前半16分、右サイドからのクロスは相手にクリアされるも、PA左手前でこぼれ球を回収したMF磯村亮太が落ち着いて右足を振り抜くと、ゴール右隅に突き刺さり、先制点。試合を優勢に進めた。

 対する山口は前半17分にアクシデント発生。相手のスライディングを後方から受けたMF丸岡満が担架でピッチの外へ。丸岡は移籍後初スタメンとなったが、MF山下敬大との交代を余儀なくされた。27分には、右サイド深くでFKを獲得。キッカーのMF池上丈二が蹴り込んだボールをニアでDF渡辺広大が頭で合わせるが、ゴール右に外した。

 後半は立ち上がりから山口が攻め込み、2分にMF小野瀬康介がPA右手前から中央へ折り返し、ファーサイドで山下がフリーで合わせるがジャストミートせず。8分には、カウンターからFWオナイウ阿道が上げたクロスがポストを直撃。それでも攻め続けると、19分に待望のゴールネットを揺らした。小野瀬が右サイドのライン際からカットイン。個人技で相手をかわして自ら右足シュートをねじ込み、1-1とした。

 追いつかれた新潟は後半25分、FWターレスに代えてFW矢野貴章、27分にはMF渡邉新太を下げてMF高木善朗を投入。山口は32分、自陣からの浮き球パスを胸で受けた高木兄弟の三男・FW高木大輔が抜け出し、PA内から右足を振り抜くが、ゴール左に外してしまい、絶好のチャンスを逃した。

 試合はこのままドローに終わるかと思われたが、新潟は後半アディショナルタイム4分、アーリークロスから矢野がDF瀬川和樹に倒されてPKを獲得する。キッカーのDF安田理大が冷静にゴール左隅に沈め、2-1。直後に試合終了のホイッスルが鳴り響き、新潟が連敗を4で止め、5試合ぶりの白星を飾った。

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