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“流す”ジャッジに混乱模様…指揮官退席の金沢、4戦ノーゴール岐阜を下す

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退席処分となった金沢の柳下正明監督

[4.28 J2第11節 岐阜0-1金沢 長良川]

 J2リーグは28日、第11節を各地で行い、FC岐阜ツエーゲン金沢が対戦した。アウェーの金沢が1-0で勝利し、第8節千葉戦(○3-1)以来、3試合ぶりの白星を収めた。

 岐阜は前節の岡山戦(△0-0)から先発1人を変更。MF中島賢星に代えてMF永島悠史を入れた。一方の金沢は前節大分戦(●0-1)から2人を変えた。DF沼田圭悟とFW垣田裕暉に代わってDF石田崚真、MF宮崎幾笑が入った。

 前半はスモールスペースで試合が繰り広げられるなか、局面のぶつかり合いが続いたが、プレーを流し続けるジャッジをめぐって騒々しい展開となった。すると前半20分、宮崎がMF小野悠斗のチャージを受けたところで、金沢の柳下正明が猛抗議。笠原寛貴主審は退席処分を下した。

 その後、同様のノーファウル判定について、岐阜の大木武監督が第4審を呼び止める場面も。選手たちもたびたび主審と話し合おうと試みた。前半はスコアレスで終了。指揮官を失った金沢がFWマラニョンを中心に攻め込む形が続いたが、ゴールを割ることができなかった。

 後半は岐阜がやや盛り返したが、先制点を奪ったのは金沢だった。14分、左サイドをDF毛利駿也が攻め上がり、折り返しに宮崎がフリック。ゴール前で待っていたMF清原翔平が相手をかわして左足を振り抜き、3試合ぶりのゴールを叩き込んだ。

 岐阜は後半23分、途中出場FW山岸祐也がシュートを放ったが、相手DFがブロック。山岸は同28分にも毛利を振り切って突破したが、DF作田裕次にファウルで止められた。岐阜はその後も何度かチャンスをつくったが、ゴールを決めるには至らず。4試合連続無得点で、5試合勝利なし(2敗3分)となった。

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