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名古屋泥沼8連敗、このまま信じる?風間監督、進退は「僕が決めることではない」

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風間監督の進退は…

[4.28 J1第11節 FC東京3-2名古屋 味スタ]

 名古屋グランパスは敵地でFC東京に2-3で敗れた。これでリーグ戦は8連敗。94年のクラブワースト記録にあと1に迫ることになった。

 細かいパスを繋ぐサッカーでゲームを支配する。風間八宏監督が掲げる理想だが、繋ぐ意識が強すぎるあまりか、それが目的になってしまっている。そして得点力を売りにするにしても、それ以上に失点してしまっては意味がない。今の名古屋は風間サッカーの“理想と現実”に直面している。

 理想を求めている最中とはいえ、現実を戦っている以上、結果が出なければ指揮官の進退問題になることは避けられない。J2に降格した16シーズンも、11節を終えた段階では10試合と試合数が少ない状態にも関わらず、4勝1分5敗の勝ち点13で11位。それが今は勝ち点7で最下位だ。

 試合後は「(自分たちのやり方を)やり続けたということはすごく精神的にも強かった。いい試合をした」と前向きに話した風間監督。自身の責任については、「自分に対しては僕が決めることではない。チームが決めること」と語気を強めるようにして話した。

(取材・文 児玉幸洋)
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