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「彼が残っていたら退団していた」デ・ヘア、元監督との衝突を告白

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ダビド・デ・ヘアルイス・ファン・ハール前監督との衝突を告白

 今シーズン、マンチェスター・ユナイテッドはプレミアリーグで優勝が絶望的な状況となり、UEFAチャンピオンズリーグでも早期敗退を喫した。残されたタイトルはFA杯のみとなっているが、同大会優勝に向けてスペイン代表GKダビド・デ・ヘアが意気込みを示している。

 デ・ヘアは『デイリー・メール』の取材に応じ「今、ユナイテッドはうまくいっていると思う。この状態をキープして何としてもFAカップのタイトルを獲得しなければならない」と発言。

「タイトルは僕らが切望しているものだ。ユナイテッドはチャンピオンズリーグに出場するチームとしてふさわしいし、いずれはプレミアリーグでチャンピオンの座に戻るべきだと思っている。ユナイテッドにはメンタルに優れた監督が欠かせない。(アレックス)ファーガソンにはそれがあったね。もちろん(ジョゼ)モウリーニョもそれを持っていると思う」

 その一方でデ・ヘアは自身がかつてユナイテッドから退団間近となっていたことを振り返り「ファーガソンが勇退してからはいろいろと厳しいときもあり、ルイス・ファン・ハール体制では奇妙な状況に陥ったね。おそらく彼がそのまま残っていたら、僕はここに今、いないだろう」と述べている。

 ファン・ハールは2014年夏にユナイテッドの新監督となり、2015-16シーズンにはFA杯のタイトルを獲得したものの、優勝から2日後に解任されている。この間、デ・ヘアとファン・ハールの間に確執があったと伝えられ、デ・ヘアも当時リーガ・エスパニョーラ復帰に前向きな姿勢を見せていたことでも知られる。

 2011年の加入以来、ユナイテッドでビッグセーブを連発し、チームに貢献してきたデ・ヘア。かつて自身には退団の可能性があったと振り返りつつも、現モウリーニョ体制でのタイトル奪還に向けて前向きな姿勢を見せている。

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