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泥沼ミランが7戦ぶり勝利、しかしEL圏内6位アタランタとは勝ち点1差のまま

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ミランが7試合ぶりに勝利

[4.29 セリエA第35節 ボローニャ0-2ミラン]

 セリエAは29日に第35節が行われた。ミランは敵地でボローニャと対戦し、2-0で勝利。6試合未勝利の泥沼から脱出に成功した。

 前節のベネベント戦(0-1)で敗れ、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)圏内の4位以内が不可能となった7位ミラン。ヨーロッパリーグ予選の出場圏内である6位に上がるべく、7試合ぶりの白星を目指した。

 リズムがつくれないミランは序盤はほとんど攻撃をつくれず。前半34分に初めてチャンスをつくると、ファーストシュートが先制点に結びつく。PA手前でパスを受けたFWパトリック・クトローネが横パスを出し、MFハカン・チャルハノールが右足を一閃。ゴール左に突き刺して先制に成功した。

 ボローニャは前半38分、PA内の混戦からMFリカルド・オルソリーニが豪快な右足シュートで同点弾を押し込む。しかしビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)を用いた結果、直前のFWロドリゴ・パラシオのプレーでハンドが認められ、ノーゴールの判定となった。

 すると前半アディショナルタイム1分過ぎ、ミランが追加点。チャルハノールがPA右にパスを出し、受けたMFジャコモ・ボナベントゥーラはワンフェイントから右足シュートを放つ。鋭い弾道がネットを揺らし、ミランは2-0とリードを広げた。

 ミランは後半29分に失点を許し、2-1と点差を縮められたものの、そのまま逃げ切りに成功。勝ち点3を積み重ねた。同時刻に試合を行った6位アタランタ(勝ち点58)も勝利したため、勝ち点57のミランは7位のまま順位は変わらず。次節は5月5日、ホームでベローナと対戦する。

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