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武藤嘉紀が獲得したPKを「我慢した」理由…フル出場には驚きつつ満足

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 2ゴールに絡んだマインツのFW武藤嘉紀が勝利の喜びを語っている。ブンデスリーガ日本語版公式サイトがコメントを伝えた。

 マインツは29日、ブンデスリーガ第32節でRBライプツィヒと対戦。この試合で7試合ぶりに先発出場を果たした武藤は大きな結果を残す。29分に先制点となるPKを獲得し、85分には追加点をアシストした。結局ライプツィヒに3-0と完勝し、残留へ大きな1勝を手にしている。

 武藤は勝利について「今日の勝ち点3は自分自身にとっても、チームにとっても素晴らしいものなので、とにかく今は嬉しい気持ちでいっぱいです」と喜びを語る。

 フル出場を果たしたのは2月10日のホッフェンハイム戦以来で、終了間際には足もつった武藤。交代するかもという思いでプレーしていたことも明かす。

「『70分くらいまででとにかく全部出し切れ』という感じだったのですが、思ったよりも動けていたから、そのまま使われてしまった。『代わらないのかな?』と薄々思っていましたけど、最後までやれたというのは良かった。(足が)つった中でもこうやってやると、さらにコンディションが上がっていくので」

 また、獲得したPKに関しては「蹴りたかった」としつつ、「こういう状況で自分勝手にPKを奪ってしまうと、それこそチームにとって良くないので、我慢しました」とチームを慮ったようだ。

 2点目のアシストについても「最初はシュートを打ちにいこうと思いましたが、後ろにも(味方が)見えていて。『どっちにしようかな』という感じだった。触るか触らないかも迷って、ちょっと当たった感じで(笑)、良い感じでアシストになりました」と振り返った。

 降格圏の17位ハンブルガーSVとは残り2試合で勝ち点5差と遠ざかり、残留に近づいたマインツ。武藤は「残り2試合も勝ちにいきます」と意気込んだ。

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