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甲府、成績不振で吉田監督を契約解除…後任に上野展裕氏が就任

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上野展裕氏が甲府の新監督に就任

 ヴァンフォーレ甲府は30日、成績不振により吉田達磨監督(42)との契約を解除し、昨季途中まで山口を率いた上野展裕氏(53)が新監督に就任することを発表した。上野氏は1日のトレーニングから合流し、3日のJ2第12節山口戦から指揮を執る。

 昨季、吉田氏を新監督に迎えた甲府はJ2に降格。1年でのJ1復帰を目指す今季も11試合を消化して2勝5分4敗と苦戦し、16位に低迷している。成績不振による吉田氏の解任を受け、金沢や山口で監督を務めた上野氏が後任として指揮を執る。クラブを通じて、上野新監督は「クラブから様々なご説明を伺った中で、クラブへの深い愛情と地域に対する強い想いを感じましたので、お役に立てればとの思いから、ヴァンフォーレ甲府の監督に就任させて頂くことを決意しました」と意欲を語っている。

「これまでヴァンフォーレ甲府は、過去に様々な困難を乗り越えてきたクラブだと思っています。現在、クラブの置かれている状況は、必ずしも皆さんが望まれている姿ではないと思いますが、この状況を克服することができれば、これから得られるもの、生み出されるものは、大きな喜びに繋がるのではと思います。 目標である『J1復帰』、そしてヴァンフォーレ甲府の未来のために、全員で一丸となって突き進んで行きましょう」

 また、志半ばで契約解除となった吉田前監督は「多くの勝利と感動をお届けすることが出来ず、また最後まで挑戦を続けることが出来ず、大変申し訳ございません。私自身、今もJ1昇格を諦めておらず、皆さまと共に戦い続けたいという強い気持ちは持っていますが、クラブと話し合った結果このヴァンフォーレ甲府を去ることになりました」と胸中を明かし、「残り31試合、皆さまのヴァンフォーレ甲府が上昇出来ますよう、チームが皆様と共にJ1昇格を成し遂げられるよう願っております」とエールを送っている。

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