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敗戦のナポリ指揮官が恨み節…「セリエAはファンを失うよ」

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マウリツィオ・サッリ監督が悔しさをにじませる

 ナポリはセリエA第35節でフィオレンティーナと対戦。前節のユベントス戦で決勝ゴールを決めたDFカリドゥ・クリバリが前半8分に一発退場となり、数的不利のナポリは0-3で完敗を喫した。

 イタリア『スカイスポーツ』のインタビューでマウリツィオ・サッリ監督は「クリバリの退場で、戦術的な部分での自信を失ってしまった。フィオレンティーナはとてもレベルが高かった。この逆境を覆すことはできなかったね」と悔しさをにじませる。「今日は、良いプレーをしていた選手は少なくて、チーム全体での敗北となった」と試合を振り返った。

 首位ユベントス(勝ち点88)が今節に勝利を収めたため、敗れた2位ナポリ(勝ち点84)は3試合を残して再び勝ち点4差を広げられた。『フットボールイタリア』によると、ユベントスが7連覇に近づいたことに対し、サッリ監督がセリエAに警鐘を鳴らしているという。

「プレミアリーグは毎年優勝クラブが変わっている。誰もが優勝の希望を持てて、応援するクラブへの愛を育めるんだ。でもイタリアは違う。私たちは多くのファンを失う可能性があるんだ。だって、決して優勝できないクラブを応援しているんだから」

 チェルシーやアーセナル、トッテナムといったプレミア勢からの勧誘を受けているという噂もあるサッリ監督。暗にセリエA脱出も匂わせた発言とも伝えられている。

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