beacon

[MOM2491]日大藤沢FW信岡光(1年)_“日藤のベイル”へ。左足とスピード魅せて2発!

このエントリーをはてなブックマークに追加

後半34分、日大藤沢高FW信岡光が決勝ゴール

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[4.29 Rookie League A Group第1節 鹿島学園高 3-4 日大藤沢高 時之栖うさぎ島1]

 交代出場で2度の勝ち越しゴールを決める大活躍。日大藤沢高FW信岡光(1年)は2本の左足ショットによってヒーローになった。

 2-2に追いついて迎えた後半20分、信岡は「先発で出れなかったので、根性見せないといけないと思ったので突っ込んでいきました」と相手DFのキックを身体でチャージ。そのままスピードを活かして抜け出すと、正確な左足シュートで勝ち越し点を決めた。

 そして、3-3の同点に追いつかれて迎えた34分に弾丸シュートで決勝点を奪う。MF谷口速乙(1年)からの縦パスを受けると、一瞬もたついたように映った。だが直後、なりふり構わずに左足を思い切り振り抜くと、豪快な一撃がゴール右隅に突き刺さった。

「トラップミスっちゃって難しい位置だったんですけれども、上手く右サイドに決められたんで良かったです。先発で出れなくて凄く悔しくて、出たからには絶対に点を獲ってやろうと思っていて、それぞれ振り切って決めることができて良かったです」と信岡。持ち味のスピードと体幹の強さ、左足のパワーショットで奪った2ゴールを素直に喜んでいた。

 憧れの存在はレアル・マドリーのFWガレス・ベイル。横浜FC鶴見ジュニアユース出身の快足レフティーは、日大藤沢で全国制覇を成し遂げてプロ入りすることが目標だ。まずは交代出場の要因になっている負傷をしっかりと治して、「点決めてチームに貢献したい」。“日藤のベイル”と呼ばれるほどの活躍を見せて、チームに多くの白星をもたらす。

(取材・文 吉田太郎)
▼関連リンク
2018 Rookie League特集ページ

TOP