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[MOM2492]静岡学園MF渡邉怜歩(1年)_際立つ巧さ。オンリー・ワンの存在目指す「レアル」

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抜群のテクニックを披露した静岡学園高MF渡邉怜歩

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[4.29 Rookie League A Group第1節 清水桜が丘高 2-7 静岡学園高 時之栖うさぎ島2]

「あの8番、めっちゃくちゃ巧いね」。技巧派軍団・静岡学園高の中でも一際目立つほどのテクニック。まさにボールを自在に扱うようなMFに対して、周囲からは冒頭の声など賛辞が聞こえてきていた。

 静岡学園中出身のMF渡邉怜歩(1年)は160cmと小柄で細身だが、注目のテクニシャン。「身体が小さくてスピードとかもないけれど、足元のボールコントロールとかは人に差をつけられる部分だと思っているので練習していました。向上心はいつも持ってボールコントロールは絶対に負けようにしようとしてきた」というボランチは、一つひとつのボールタッチだけでも他の選手との違いを感じさせるほどのプレーを見せ続けていた。

 DFを外すセンスにも優れる渡邉は前半6分に先制点をアシストすると、後半8分には流れるような切り返しで完全にマークを外し、左足クロスで2つめのアシストを記録した。ゴールを決められなかったことを反省していたものの、「中学の頃から足元のテクニックには人一倍こだわってプレーしてきたのでそこは自信をもってプレーできたと思います」という渡邉は、精度と魅せるプレーで十分なインパクトを残した。

 名は怜歩(レアル)。「(レアル・マドリーからではなく、)レアルっていうのはスペイン語で誠実とか、王家のという……。サッカーをはじめ、色々なことに誠実に取り組んでほしいという意味合いで『レアル』と名付けてもらいました」と説明する。

 その「レアル」が目指すのは「オンリー・ワン」の存在だ。モドリッチ、エジル、デ・ブルイネ、イニエスタと言った技巧派たちのプレー動画を参考に自分にしかできないプレースタイルを作り出そうとしている。「人と重ならないというか、人それぞれ長所は違うと思うので自分の長所を出していければなと思っている」。まだまだ真剣勝負で全てができる訳ではない。巧い選手が揃っている静岡学園のチームメートやRookie Leagueのライバルたちから刺激を受けながらより成長すること。覚悟を持って、貪欲に学び続けて高校サッカー、その先のステージでも一際「巧い」と言われるような選手になる。

(取材・文 吉田太郎)
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