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一体どうしたんだ!? バイエルンGKウルライヒがバックパスをまさかの…

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肩を落とすバイエルンGKスベン・ウルライヒ

[5.1 欧州CL準決勝第2戦 R・マドリー2-2バイエルン]

 悔やんでも悔やみ切れないプレーとなった――。

 25日にホームで行われたUEFAチャンピオンズリーグ準決勝第1戦でレアル・マドリーに1-2で敗れたバイエルン(ドイツ)だったが、第2戦は前半3分にMFヨシュア・キミッヒのゴールで先制。同11分にFWカリム・ベンゼマに決められて追い付かれたものの、1-1として前半を折り返した。

 後半に1点を取れば2試合合計で同点に追い付く状況だった。しかし、後半1分も経たないうちに、予期せぬプレーでレアルに勝ち越しゴールを奪われてしまう。

 右サイドからMFコレンティン・トリッソが送ったバックパスが中途半端な位置に転がると、PA外からベンゼマが猛然とボールに詰め寄ろうとするが、ゴールマウスから飛び出したGKスベン・ウルライヒの方が早くボールに到達。しかし、滑り込んで味方のバックパスを手で処理しようとしてしまい、慌てて右足でクリアしようとするが時すでに遅し。ウルライヒに触れることなく流れたボールを追いかけたベンゼマが、無人のゴールに流し込んでレアルに2点目が生まれた。

 その後、猛攻を掛けたバイエルンは後半18分にMFハメス・ロドリゲスが自身のシュートのこぼれ球を蹴り込み、第2戦のスコアを2-2とする。2試合合計スコアは3-4となり、あと1点取ればアウェーゴールで上回る状況となったが、その後はゴールが生まれずにレアルに逃げ切りを許してしまった。あのミスさえなければ……。バイエルンにとっては、そう思わせるような痛恨のミスとなってしまった。

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