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バルサのようにはならないよ…クロップ「彼らは試合が決まったと思っていた」

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リバプールを率いるユルゲン・クロップ監督

 同じシチュエーションで第2戦を迎える――。2日に行われるUEFAチャンピオンズリーグ準決勝第2戦でローマ(イタリア)のホームに乗り込むリバプール(インランド)。24日の第1戦で大きなアドバンテージを得ているものの、準々決勝で敗退したバルセロナ姿が頭に残っているユルゲン・クロップ監督は、決して気を緩めることなく大一番へと向かう。

 ホームで行われた第1戦では攻撃陣が爆発した。前半36分に生まれたFWモハメド・サラーの得点で先制すると、同アディショナルタイムにサラー、後半11分にFWサディオ・マネ、同16分と同24分にFWロベルト・フィルミーノが加点して大量5点をリード。しかし、同36分と同40分にローマに得点を許してしまい、後味の悪さが残る試合となった。

 第1戦でアウェーゴールを奪われての3点差の勝利。そして、第2戦でローマのホームに乗り込むのは、準々決勝で姿を消したバルセロナとまったく同じシチュエーションとなる。そして、カンプ・ノウで行われた第1戦を4-1で制したバルセロナは、第2戦を0-3で落とし、まさかの大逆転負けを喫して大会から姿を消すことになった。

 前日会見に出席したクロップ監督は「バルセロナのことを言うためにここにいるわけではないが、彼らはスペイン王者であり、今季は悪い試合はあまりなかった。だけど、ローマの方がより入念な準備をしてきたのだろう」と話すと、自分たちが同じ踏むことはないと強調した。

「バルセロナはおそらく、もう試合は決まったものだと思っていた。我々に対しては、皆が難しい試合になると警告してくれるが、バルセロナに対しては、誰も難しい試合になると警告してくれなかったのだろう。誰も、あんなことが起きるなんて想像もしていなかったからね」

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