ポドルスキが前半途中交代の神戸、FC東京とスコアレスドローもレアンドロが431日ぶり復帰
[5.2 J1第12節 神戸 0-0 FC東京 ノエスタ]
J1リーグは2日、第12節を行った。ノエビアスタジアム神戸ではヴィッセル神戸とFC東京が対戦し、0-0で引き分けた。神戸は3試合白星なし(2分1敗)、FC東京は連勝が3でストップした。
4勝3分4敗で8位の神戸は、28日の川崎F戦(1-2)戦から5人を変更。FW渡邉千真とFW郷家友太、MF藤田直之、DF高橋峻希、DF北本久仁衛が起用された。一方、7勝1分3敗で2位につけるFC東京は、前節・名古屋戦(3-2)からDF太田宏介とMF田邉草民に代え、DF小川諒也とMF東慶悟がスターティングメンバーに名を連ねた。
神戸は立ち上がりからFWルーカス・ポドルスキが積極的にシュートを放ち、相手に脅威を与える。しかし、前半10分にシュートを打った後にポドルスキが左足ふくらはぎあたりを気にする仕草をみせると、32分にFWウェリントンとの交代を余儀なくされた。その後は、ウェリントンを目掛けてサイドからクロスを上げたが、合わせることができなかった。
対するFC東京は、相手にボールを支配されながらも集中した守備からチャンスを伺う。前半17分、MF大森晃太郎のスルーパスでPA右へ抜け出したFW永井謙佑が右足を振り抜くが、GKキム・スンギュがストップ。チャンスを生かすことができず、前半をスコアレスで終えた。
なかなか攻撃の形を作れないFC東京は、早々にベンチが動き、後半11分にFWディエゴ・オリヴェイラをFW前田遼一に代えた。21分、相手のミスを見逃さなかったFW永井謙佑がドリブルでPA右へ進入。右足を振り抜いたが、惜しくも外側のサイドネットに突き刺さった。
後半23分、FC東京は永井に代えてMF米本拓司、神戸は渡邉に代えてFWレアンドロを投入。昨年2月25日のJ1開幕戦で左膝前十字靭帯を損傷し、リハビリ中の8月に同じ部位を痛めて再手術したレアンドロが、431日ぶりの復帰を果たした。
互いに球際で激しく、一進一退の攻防が続いた。後半37分、神戸はゴール正面やや右でFKを獲得し、PA内での混戦から北本が左足を振り抜く。密集地から抜けてきたシュートだったが、GK林彰洋がファインセーブをみせた。FC東京は38分にMF高萩洋次郎に代え、より攻撃的なFW富樫敬真をピッチへ送り、1点を狙いにいった。
一方の神戸は後半42分、攻守で存在感を示した北本を下げ、DF那須大亮を入れる。最後まで互いに勝ち点3を狙いにいったが、スコアを動かすことができず、スコアレスドロー。勝ち点1を分け合った。
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J1リーグは2日、第12節を行った。ノエビアスタジアム神戸ではヴィッセル神戸とFC東京が対戦し、0-0で引き分けた。神戸は3試合白星なし(2分1敗)、FC東京は連勝が3でストップした。
4勝3分4敗で8位の神戸は、28日の川崎F戦(1-2)戦から5人を変更。FW渡邉千真とFW郷家友太、MF藤田直之、DF高橋峻希、DF北本久仁衛が起用された。一方、7勝1分3敗で2位につけるFC東京は、前節・名古屋戦(3-2)からDF太田宏介とMF田邉草民に代え、DF小川諒也とMF東慶悟がスターティングメンバーに名を連ねた。
神戸は立ち上がりからFWルーカス・ポドルスキが積極的にシュートを放ち、相手に脅威を与える。しかし、前半10分にシュートを打った後にポドルスキが左足ふくらはぎあたりを気にする仕草をみせると、32分にFWウェリントンとの交代を余儀なくされた。その後は、ウェリントンを目掛けてサイドからクロスを上げたが、合わせることができなかった。
対するFC東京は、相手にボールを支配されながらも集中した守備からチャンスを伺う。前半17分、MF大森晃太郎のスルーパスでPA右へ抜け出したFW永井謙佑が右足を振り抜くが、GKキム・スンギュがストップ。チャンスを生かすことができず、前半をスコアレスで終えた。
なかなか攻撃の形を作れないFC東京は、早々にベンチが動き、後半11分にFWディエゴ・オリヴェイラをFW前田遼一に代えた。21分、相手のミスを見逃さなかったFW永井謙佑がドリブルでPA右へ進入。右足を振り抜いたが、惜しくも外側のサイドネットに突き刺さった。
後半23分、FC東京は永井に代えてMF米本拓司、神戸は渡邉に代えてFWレアンドロを投入。昨年2月25日のJ1開幕戦で左膝前十字靭帯を損傷し、リハビリ中の8月に同じ部位を痛めて再手術したレアンドロが、431日ぶりの復帰を果たした。
互いに球際で激しく、一進一退の攻防が続いた。後半37分、神戸はゴール正面やや右でFKを獲得し、PA内での混戦から北本が左足を振り抜く。密集地から抜けてきたシュートだったが、GK林彰洋がファインセーブをみせた。FC東京は38分にMF高萩洋次郎に代え、より攻撃的なFW富樫敬真をピッチへ送り、1点を狙いにいった。
一方の神戸は後半42分、攻守で存在感を示した北本を下げ、DF那須大亮を入れる。最後まで互いに勝ち点3を狙いにいったが、スコアを動かすことができず、スコアレスドロー。勝ち点1を分け合った。
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