beacon

原口元気、デュッセルドルフへの完全移籍望まず?独誌「ヘルタとの契約延長も考えられる」

このエントリーをはてなブックマークに追加

宇佐美とともにデュッセルドルフの1部昇格に貢献したFW原口元気

 ヘルタ・ベルリンからデュッセルドルフに期限付き移籍中のFW原口元気だが、来季は同クラブに残ることを望んでいないかもしれない。ドイツ誌『キッカー』が伝えている。

 今年1月にヘルタ・ベルリンから今季終了までのレンタルでデュッセルドルフへと渡った原口は、負傷離脱を強いられた3試合を除いて全試合に出場。アウクスブルクからレンタルで加わっているMF宇佐美貴史とともに1部昇格に大きく貢献し、同クラブの幹部も来季に向けて完全移籍での獲得を目指していることを示唆している。

 しかし『キッカー』によると、原口はデュッセルドルフに残ることを望んでいないという。同紙は「ヘルタ・ベルリンと2019年までの契約を残す原口は、デュッセルドルフを離れたいようだ」とし、「後半戦で力強いパフォーマンスを見せたことで、W杯出場がほぼ決定的な彼とヘルタとの契約延長も考えられるシナリオの1つだ」と、今後再びヘルタでプレーする可能性が指摘している。

 ヘルタ率いるパル・ダルダイ監督は先日、『ベルリーナ―・クリーア』で原口について「夏には彼を歓迎するよ」とコメント。「デュッセルドルフでの時間は、ゲンキにとって良いものになっている。リーダーとしての新たな役割を担っているからね。成熟したよ」とレンタルに満足している様子をうかがわせている。

 一方、原口の去就については「誰がわかる? 彼が素晴らしいW杯を過ごせば、とどめておくことは難しいよ」と移籍金を得るための放出の可能性も口にしていた。いずれにしても、ヘルタも原口自身も今後についてはW杯後に決める考えのようだ。

●海外組ガイド
●ブンデスリーガ2017-18特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP