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南野は通算2G1Aで快進撃に貢献…ザルツブルク、ホーム無敗のままEL終幕

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ザルツブルクFW南野拓実

 FW南野拓実所属のザルツブルクは3日、UEFAヨーロッパリーグ準決勝第2戦でマルセイユとホームで対戦した。第1戦の0-2敗戦から立ち直り、90分間を2-0で終えて延長戦に持ち込んだが、そこで1点を奪われ敗退。ホーム無敗のままELが幕を閉じた。

 試合後、ザルツブルクの公式ツイッター(@RedBullSalzburg)は「とても素晴らしい国際シーズンだった」と投稿し、チームのサポーターに感謝を述べた。4強進出は1993-94シーズン以来なんと24年ぶり。準々決勝、準決勝ではいずれも第1戦を複数得点差で敗れながら、第2戦で僅差を演じる勝負強さを見せ、歴史に残る偉業を果たした。

 日本人選手として16年ぶりの決勝進出はならなかったが、15年から加入した南野も大きな貢献を果たした。決勝トーナメント1回戦第1戦の後半アディショナルタイムに貴重な同点弾を叩き込むと、準々決勝第1戦ではアウェーゴールを記録。準決勝第2戦でも終盤に起用されるなど、期待の高さを感じさせた欧州シーズンだった。

 ザルツブルクは2016年11月30日のリーグ戦を最後に、ホームで1年半にわたる無敗記録を継続中。国内リーグでは残り4試合の状況で、2位と勝ち点11差の独走中。史上初の5連覇は決定的となっており、来季もまた欧州カップ戦に挑んでいく。

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