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伊藤達哉はHSV残留の救世主となるか…攻撃陣で唯一スタメン確保と現地紙

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 日本代表DF酒井高徳とFW伊藤達哉が所属するハンブルガーSVは5日に行われるブンデスリーガ第33節でフランクフルトと対戦する。独『ハンブルガー・モルゲンポスト』によると、伊藤は攻撃陣で唯一、スタメン入りが決まったようだ。

 残留争い直接対決となった前節ボルフスブルク戦で、伊藤は2得点に絡む活躍で勝利を呼び込み、存在感を高めている。チームは15試合連続未勝利と苦しみ、一時は最下位に転落したが、ここ数試合で勝ち点28までポイントを積み上げ、奇跡の逆転残留に望みをつないでいる。

 伊藤は直近4試合連続で先発すると、得意のドリブル突破で得点に絡み、チームも4試合で3勝と土壇場で意地を見せている。クリスティアン・ティッツ監督は3日朝、フランクフルト戦に向けた75分間の練習で戦術を確認。フォーメーションを試した中で、「攻撃陣では伊藤のみを固定して起用した」と同メディアは伝えている。

 17位のハンブルガーはプレーオフ圏16位ボルフスブルクと勝ち点差「2」まで追い上げており、ここが正念場。今節でボルフスブルクを上回る可能性もある一方、勝たなければクラブ史上初の2部降格が決定する可能性もある。目指すは昨季の残留劇の再現。伊藤がその救世主になるかもしれない。

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