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「最後の最後でいつも…」今季で退任のベンゲル、EL制覇の夢途絶え落胆

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EL制覇の夢途絶えたアーセン・ベンゲル監督

 アーセナルアーセン・ベンゲル監督は、ヨーロッパリーグ(EL)準決勝敗退を嘆いた。

 3日に行われたEL準決勝セカンドレグで、アーセナルは敵地でアトレティコ・マドリーと対戦。ホームでの初戦を1-1のドローで終えたアーセナルだが、この試合では1点が遠く、前半終了間際にジエゴ・コスタに得点を許して0-1で敗れた。この結果、2試合合計1-2でファイナル進出を逃している。

 試合後、ベンゲル監督は「多くのチャンスを作っていたが、前線でいくつものミスが重なってしまった」とゴール前での決定力不足を嘆いた。

「この2試合で我々はいくつかの決定的なチャンスを作ったが、とても不満の残る試合になってしまった。2試合目では前半に本当に多くのチャンスを作ったが、我々は最後の最後でいつもミスしてしまう。私もチームと同様にとても悲しくて、とても失望している。それにこのような形で大会から姿を消すのだから不満もある」

 この結果、ベンゲル監督はアーセナルでのラストシーズンで無冠に終わり、来シーズンのチャンピオンズリーグ出場権をクラブにもたらすことができなかった。これについて同指揮官は「我々のチームには良い選手たちが揃っているし、彼らは再び立ち上がるだろう。高いクオリティを持つ彼らのもとに夏に新加入の選手が加わればチームは来シーズン十分に戦えるはずだ」とチームの将来に問題はないと話している。

 そして「クラブを去ることを非常に悲しく思う。少し休養を取ってから将来のことが分かるだろうが、今の段階ではノープランだ」とベンゲル監督は今後についての明言を避けた。

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