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[Rookie League]中村憲剛に憧れる小柄で巧い14番、日大藤沢MF猪狩が1G1Aの活躍

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日大藤沢高MF猪狩祐真は1ゴール1アシストの活躍

[4.30 Rookie League A Group第2節 日大藤沢高 4-0 清水桜が丘高 時之栖うさぎ島1]
 
 日大藤沢高は30日、「2018 Rookie League」A Group第2節で清水桜が丘高と対戦。4-0で快勝し、開幕2連勝を飾った。

 連覇を狙う日大藤沢が連勝発進だ。前半7分、CKのこぼれ球に反応したMF猪狩祐真が左足シュートをゴール左上に突き刺して先制。さらに13分には猪狩のヒールパスでスイッチしたMF栗原丈が決めて2-0と突き放す。日大藤沢は後半にもFW清岡哉太と前日の鹿島学園高戦2発のFW信岡光がゴール。守備面でも鹿島学園戦の3失点からこの日は無失点で終えて早くも首位に立っている。

 この日、特に目立つ活躍をしたのが、川崎F U-15出身の猪狩だ。河内健奨コーチが「ウチで一番巧いです」という小柄なMFはトップ下で攻撃の中心に。前日、スタメンを外れたことをエネルギーにした猪狩は1ゴール1アシストと結果を残した。

 MF中村憲剛(川崎F)に憧れる猪狩の背番号は14。「川崎フロンターレ出身で中村憲剛選手に憧れている。(中村選手は)フロンターレの顔。憲剛選手は(Jユースではなく、)高校から大学行ってプロに入っている。自分は高校からプロに行きたい。トップ下なので得点に絡むこと。攻撃ではスルーパス配って得点に絡んで自分でチャンスも決める」。今は、憧れの選手と同じプロの舞台を目指し、一つ一つのパスの質にこだわってトレーニングに励んでいる。

 まずは同じ1年生ですでにAチームに登録されているDF宮川歩己やFW鈴木輪太朗イブラヒームに追いつき、そこで活躍することが目標だ。「(3年間の目標は)選手権国立で優勝するという目標にあるんですけれども、個人としては早くトップ行って結果残して、去年の植村(洋斗)選手と同じように(チームの)顔になりたい」。そのためにも、Rookie Leagueでの結果にこだわる。

(取材・文 吉田太郎)
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