beacon

[MOM2496]長崎総合科学大附MF堤太陽(1年)_仲間に刺激受け、走り続けたMFが決勝ゴール

このエントリーをはてなブックマークに追加

前半37分、長崎総合科学大附高MF堤太陽(左)が2点目のゴール

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[5.3球蹴男児U-16リーグD1第1節 鹿児島城西高 1-5 長崎総合科学大附高 大津陸上競技場]

 5発発進した長崎総合科学大附高からはMF堤太陽(1年)がマン・オブ・ザ・マッチに選出された。村山聡コーチはチームのために走り、貴重な追加点を奪ったことを評価。本人も「チームのためにしっかり走りきれたかなと思います」と胸を張っていた。

 ただし、本人は特別、走ることに自信を持っている訳ではないのだという。「周りのみんながしっかり走ってくれたので自分も走りました」と周囲から影響を受けていたことを説明。チームメートに負けじと、走り続けたことが好プレーに結びついたようだ。

 1-0の前半37分にはFW国吉シントク(1年)が放った右足ミドルが右ポストに直撃。こぼれ球を狙っていたという堤が誰より早く反応してゴールネットに押し込んだ。トップ下でプレーした堤は加えて前線でボールに絡み、味方を活かすパス。「自分が持って時間作ったり、決定的なパスだったり、シュートを決めたり、試合を決めることのできる選手になっていきたい」と語るMFは開幕戦でその目指すプレーを表現していた。

 目標はドイツ代表FWトーマス・ミュラー。「貪欲に点を獲っていくところが点取り屋だなと。僕の憧れの選手です」と語る堤はパス、シュートを磨いて長崎総科大附の中で存在感を高めていくか。3年間の目標に日本一を掲げるMFは、それを達成するために毎試合、走ることを欠かさず、ゴールを奪い続ける。

(取材・文 吉田太郎)
▼関連リンク
2018 球蹴男児U-16リーグ特集ページ

TOP