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多摩川クラシコ勝利のFC東京長谷川監督べた褒め「永井がMVP」

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長谷川監督はFW永井謙佑の頑張りを勝因に挙げていた

[5.5 J1第13節 川崎F0-2FC東京 等々力]

 FC東京が敵地での川崎フロンターレとの“多摩川クラシコ”に2-0で勝利した。セットプレーを合わせたMF橋本拳人とDF森重真人の得点で勝利したが、長谷川健太監督は「僕の中では永井がMVP」とFW永井謙佑の献身性を勝因に挙げた。

 足がつりかけていたため、指揮官に交代を要求していた。それでも長谷川監督は「つるまでやれ、灰になるまでやれと言った」と“ブラック”な指示。後半24分にリードが2点に広がったことで、同27分にお役御免となったが、1点差のままなら交代はなかったという。

 だがこのスピードスターの頑張りを指揮官は最大級の賛辞で称える。「謙佑じゃないと追いつかないボールも出ていたが、文句も言わず走ってくれていた」と話すと、「彼の頑張りがなければ、後半押し込むことが出来なかった」とべた褒めした。

 永井本人は「最後は疲れてラストパスが合わなかった。そこは修正したい」と反省の弁を口にするも、「後ろがすごく頑張ってくれていた。50%50%のボールでもチャンスになるかなと思って頑張っていた」と充実の汗をぬぐっていた。

(取材・文 児玉幸洋)
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