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押し込んでもゴールが遠い…責任感じる浦和FW武藤「すごく申し訳ない」

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浦和レッズFW武藤雄樹

[5.5 J1第13節 鹿島1-0浦和 カシマ]

 ここ5試合で4度目の無得点。この日も鹿島を相手に押し込む時間帯こそ長かったものの、最後まで浦和レッズに得点は生まれず。自身もチャンスに顔を出しながらもノーゴールに終わったFW武藤雄樹は、試合後に「決め切れなくて残念です」と唇を噛んだ。

 2トップの一角に入りながらも、「SBの裏というのが狙いとしてあった。そういうところからチャンスを作り出せればと思っていた」という言葉通り、サイドに開いてはボールを呼び込み、クロスを供給しては好機を生み出そうと奮闘。しかし、なかなか得点には結び付かず、前半25分にはFW金崎夢生にPKを沈められて鹿島に先制を許してしまった。

 すると、後半開始早々の同2分には武藤に決定機が訪れる。しかし、DFマウリシオのスルーパスからPA内に走り込んで右足で放ったシュートは、好反応を見せたGK曽ヶ端準に右手1本で弾き出されてしまった。その後も幾度となくゴールに迫る場面を作ったが、浦和にゴールが生まれることなく、0-1のまま試合終了のホイッスルが吹かれることになった。

「後半のああいう場面でしっかり決めないと、試合には勝てない。FWで出してもらっている以上、結果がついてきていないので、すごく申し訳ない気持ちです」

 今季、自身の得点は、第7節神戸戦で奪った1ゴールのみ。そして、チームも第9節札幌戦以降の5試合で4度目の無得点に終わっている。「ゴールを決められていないのが一番の問題。前の試合(川崎F戦)では決められたけど、その前の3試合も決められていないし、今日もゼロに終わった。ゴールを決めるというところに大きな課題、問題があると思う」と自身、そしてチームとしてゴールという結果を残せない状況に肩を落とした。

(取材・文 折戸岳彦)
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