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[球蹴男児U-16リーグ]流れ引き寄せるプレー見せた鵬翔MF大西「全国に行ってもう一度全国制覇」

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鵬翔高MF大西海斗は中盤中央で存在感

[5.4 球蹴男児U-16リーグD2第2節 鵬翔高 2-7 佐賀東高 大津多目的]

 自分たちの力でもう一度、上へ。鵬翔高は4日、「2018 球蹴男児U-16リーグ」Division2第2節で佐賀東高(佐賀)と対戦し、2-7で敗れた。

 序盤の2失点で出鼻をくじかれた鵬翔だが、「自分、キャプテンをしていて、しっかりチームの流れを作りたかったから、積極的にシュート打って。声も出だしたから、さらに積極的にシュートを打っていきました」と振り返るMF大西海斗がボランチの位置から攻め上がってミドルシュートを連発。クロスバーを叩く一撃を打ち込むなど、チームの士気を上げた。

 彼に引っ張られるようにMF藤澤正樹やFW味元陽明らが果敢な仕掛け。主導権を握り、押し込んでいる時間も多かった鵬翔は後半にFW永友大貴と藤澤がゴールを決めた。だが、2-4の終盤に3ゴールを奪われて力尽きた。

 大西は中学時代までのCBから転向したボランチで存在感。そのMFは鵬翔での目標について「全国に行ってもう一度全国制覇することです。苦しい時期もあるけれども乗り越えて素晴らしい3年間にしたい」と語る。「2018 球蹴男児U-16リーグ」などで経験を重ねながら成長を遂げ、12年度に宮崎県勢初の選手権日本一を成し遂げている伝統校を再び上へと押し上げる。

(取材・文 吉田太郎)
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