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より高みへ…マインツを残留に導いた武藤嘉紀「納得いかないですね、8点じゃ」

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キャリアハイの8ゴール目を記録した武藤嘉紀

 マインツに所属するFW武藤嘉紀は、残留を決定づけるゴールを決めたが、今シーズンの出来に納得はしていないようだ。

 5日、マインツは敵地でドルトムントと対戦。前半4分に先制すると、13分に左サイドからのクロスを武藤が頭で合わせ、2-0とした。16分に1点を返されたが、武藤は後半42分にピッチを退くまでハードワークを完遂し、マインツの勝利、そして1部残留に大きく貢献した。

 武藤は、「こういう緊張する試合だったり、大舞台というのは得意。できる、という逆に沸き立つものがあるので、今日はそういうところを結果で示せてよかった。ドルトムントを相手に点を決められたことは自信になりますね。去年に続いて残留を決めるゴールを取れて、本当にうれしいです」と、素直に勝利を喜んだ。

 今季、武藤は筋肉のトラブルや、背中の痛みなどで欠場することもあったが、ブンデスリーガ26試合に出場。この日の得点で移籍初年度の7ゴールを上回り、キャリアハイの8ゴールとなった。「一昨年は(試合に)半分は出れなかった。FWである以上、8点というのは別に多い数字だとは思っていないです。納得はしていない。もっと取れる自信もあるし、納得いかないですね、8点じゃ」と、首を傾げた。

「もっと取れたと思います。PKも蹴っていればもっと増えますし。PKを蹴れないのはキツイですね。自分のエゴを出してチームの雰囲気を悪くしても良くないと思うので。PKも蹴れればいいなという気持ちもありますけど…」と、チーム事情を受け入れた。

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